【誘う人誘われる人体験談3つ】
さてさて、与論からでて、色んな誘いがありました。
後悔した誘いもあれば、
今はネタとして話せるお誘いも。
ま、ちょっと不審なのは話を聞かないほうがいいなーと。
人によるけども~。
都会の人じゃ当たり前かもしれないけど、
与論から出てから気を付ける、こんなお誘い体験談を少し。
①ネット便利ですよ!パソコンも使えますよ!雑誌10冊分の情報が×××
鹿児島市に引っ越してしばらく。
当時はヤッホーが初期無料で赤いモデムをばらまいていた時代でした。
僕もバイトしてました。
自分は、ネットとかパソコン全然わかんなくて、でも卒論とかパソコンだし、
勉強せんとなーと思ってたところ。
1人の男性が家に現れました。
名刺を見ると大手通信会社の代理店という方でした。
「ネットをご利用かどうかお伺いしたい、使える環境か調べたい」
というこで、年も近そうで話しやすそうなおにいちゃんだったので、
家にあげました。
で、
・ネットつかってないんですね!
・今なら、パソコンも最新機種のものを一緒に購入できますよ!
・パソコンなら、ゲームもできますよ!!(エミュレーター)
・パソコンなら、雑誌買わなくても専門の知識が得られますよ!!(ものによる)
・今からパソコン使えないと仕事しても厳しいですよ×100回(ものによる)
・今なら、なんと月8,000円で、買えますよ!!
・カードも作りましょうよ!!便利ですよ!! (クレジットカードね)
・だいたい30万を分割です!
・サポートも無料です!
で、あまりにも押しが強く、なかなか帰らないもんだから、
そして、ちょっといいなと思ってしまって、、
「サインしときますんで、ひとまず帰ってください」
と、いいました。
当時はパソコン詳しい人周りにいなかったので、というか独りぼっちだったので
兄にきいてみると、
「自分で買って契約したほうがいいよ!高くないか?」
と教えてくれてたんですが、
ネットでムフフとか、カードが欲しかったりとか(なんでだろう(笑))
ゲームむっちゃできる!!!とかで、目がくらんで、契約してしまいました。
が、しかし、
結局8,000円の中に、
・PC本体の代金
・PCローン代(何割だったか高額)
そして、別で、、
・ネットの月額料
がかかって1ヶ月1万以上払うことに。
そして、全額支払いを計算すると、、、、7年!!!!
パソコン1台で7年!!!
「ボーナスいれてすぐ返してますよみなさん」
とかいってた。。。
はぁぁ、苦労しました。パソコン7年持てばいいほうなのは
知らなかったし、パソコンもほんとにその時の家庭用最上位機種。
そんなに機能いらん。。使えない。。意味がわからない。
ジャ〇ネットはほんとに良心的なんだなーと。
無知な人にほど良いものを売ってくれてると感じます。
②ニコニコ新聞おじさんから豹変した恫喝おじさん
川崎に引っ越ししたての頃。
最初は男友達2人で住んでたんですが、そんな時に限って自分ひとり。
ノックがあったので、でてみると、
新聞おじさん「〇〇新聞の者です!今新聞とってもらえたら、3ヶ月無料で、
洗剤とかもつきますけど、どうですか?新社会人ですよね?」
とニコニコ話をしてきました。
感じがいい人だったので、丁重に、丁重にお断りしておりました。
が、
僕が「あー他社の新聞だったら、この前まで読んでたんですけどね、
新聞よむ習慣なくって」
と、(新聞じたいを今必要としていない)という事をアピールしたかったんですが、
その言葉の後に、表情が一変。。
新聞おじさん
「あぁ!!!テメェなめてんのか!!!
ウチの新聞とれねぇってか!!ふざけんなよ!!!このガキィ!!!チョーシこいてじゃなぇぞ〇×△・・・」
うぉぉぉぉー!!( ;∀;)
さっきのやさしそうなおじさんは、どこへ。。。?
しばらく罵倒され、
「社会なめんな!」とか
「クソガキ」とか数回言われた気がします。
そして、
洗剤を5個くらい玄関に置いて
「明日から持ってくるからな!!金用意しとけよ!」
と言い捨てでていきました。。(3ヶ月無料じゃないの??)
完全にびびった僕、どうしていいかわからず、、
ひとまず、「気の強い大阪人」のイメージの義兄へ連絡。
義兄、すぐに新聞社に連絡を取ってくれて、
義兄「新聞のオジサンが謝罪しにくるっていってるみたいだけど、どうする?」
と。
僕「いや、怖いんで、、、、会いたくないです」
と、伝えると、
義兄「そうかーほな気ーつけーやー!!」
と、普段みせない爽やかさを披露。
はぁぁぁ。びびったよー。。。義兄、ありがとうございます。
洗剤ですか?使いました。洗濯洗剤5パック。ありがとうございました。
ドアノブにかけてあった菓子折りは美味しく頂きました。
③美味しいお菓子が作れるわよ~。一緒にどお?
知り合いのツテで知り合った方。※以下、amおばさん
自宅も近いことから、すぐに話がはずみ、
amおばさん「自宅で食事会するから、ご一緒しませんか?」
と。
「おー、こんな都会でご近所付き合いっていいわねー」
と思ってた僕はさっそく予定を合わせ伺いました。
食事会は料理を作るところからでした。他にも3名いました。
なるほど、食事をみんなで作って、食べる会なのか。と判断。
開始直後から、ちょいちょい説明が入り始めました。
amおばさん「この鍋は、〇〇製でとてもいい鍋なの」
amおばさん「この油は〇〇製でとてもいい油なの」
amおばさん「この洗剤は〇〇製でとてもいい洗剤なの」
と。
なんて研究熱心なんだろうと。ただ感心していた。
料理もお菓子もおいしかったし。
そして、
amおばさん「今度あなたに会わせたい人がいるんだけど・・・」
とのことで、また次回あうことに。
・
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そしてその日。勉強になったあの日。
でっかい都会のビルに行き、ビシっときめたスーツの人がしゃべりだす。
知らない人の知らないグループにいきなり連れていかれて
この人がいかに素晴らしい人であり、すばらしい人脈を持ち
いかに人間的に、社会的に成功しているかを、写真や動画で
説明され知らない人に囲まれ
「一緒にやりましょう!!」
「一緒に夢をかなえましょう!!」
「あなたの生き方は、今変えられる!」
「電話帳に何件はいってますか?それがあなたの「財産」んですよ!」
将来の夢とか聞かれて「ずっと家でゲームしてたいです」
と言ったらすごく嫌な目で見られた。
そんな話より普段いく機会のないちょっとおしゃれなお店の
ビールとこんがりポークソテーを食べたいのです。
そして夜は更けていった。
帰路もまた、同じ方面。
話を聞いてるふりをして、なんできちゃったんだろう。。。気を付けよう。
と、そんな事をぼんやり考えていた。
なんでもそうなんだろうけど、稼げる人はごく1部だよね。
やりたい人はやればいいし、だけど電話でいきなり
「会わせたい人がいる」はやめてくれ。
そこで成功できる人は起業しても成功すると思うから、自信もて。
そして、その夜
「財産だ」という電話帳から1件、amおばちゃんの電話番号が消えた。