海中丸見え!ミーハガン(ゴーグル)手作り
ミーハガン。沖縄ではミーカガンと呼ばれる手作りのゴーグルです。
糸満で開発されたもので、それまでは裸眼で潜水していたので、
漁師の眼は消耗品。それを守り、海中でのクリアな視界を確保して
漁獲高にも貢献したスーパーアイテム。
与論の漁協長が作り方を紹介してくれるということでお邪魔してきました。
使うのは、「モンパノキ」
熱帯から亜熱帯、日本では主に南西諸島に自生する塩につよい植物です。
こんな感じカットして1週間から2週間、乾燥させるそうです。
真ん中に穴をあけます。
理想の形になるまで、削る、削る、削る。
出来上がりのサンプルと比較する。
レンズが入る部分は内側からクルっと削ります。
そして、、なによりびっくなのが、ゴーグルですから、
ガラスの面があるんですが、、それすらも削ってつくってしまう。
「うーん、いまんとこ賞状の額のやつがちょうどいいね~」
と言いながら、小刀の背の部分を押し付けながら削って調整してました。
で、あれがこうなって、こうなるわけです。
すごいですね~。午前中の2、3時間で片方の眼の途中。
完成には慣れても丸1日かかるでしょうね('Д')
これを手作りで、そしてこれを編み出し継承してきたのがすごいですね。